おまけの会社員生活

おまけの会社員生活

五十而知天命、もういつ辞めてもOK、おまけの会社員生活に突入しました

印象に残る会社の辞め方

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今までに何人もの退職の挨拶を聞き、会社を去っていくところを見てきたが、スピーチの内容も覚えてなければ、お見送りがどうだったかも全然覚えてない。

所詮、昨日まで机を並べて仕事をしていても辞めたらすぐに忘れてしまう、そんなもんだと思う。

でも、私に超強烈な印象を残した人がいる。

それは私が25歳ぐらいの時、隣の課にいたAさん。

ABCのAさん、甲乙丙の甲さんであってイニシャルではない。

わざわざそう書くと逆にイニシャルと思われちゃうかもしれないけど。

当時、50歳手前ぐらいじゃなかったかと思う。

役職についてはなかったが、いちおう管理職だった。

 

そういや、昔は「副」がつく名ばかり管理職が腐るほどいたな。

今じゃ「副」ではおっつかなくなって、役職なし管理職があふれてるけど。

部下2人の部長とか・・・なんじゃそりゃ、課より少ないやん。

バブル入社組に無理くり役職を用意するより、割増退職金つけてリストラしようよ。

 

言归正传。

長年隣の課で黙々と働いていたAさんに異動の辞令が出た。

異動先は、ある程度仕事のキャリアを積んだ人が行く部署で、当時はいわゆる閑職で、激務に追われるような部署ではなかった。

でも、Aさんはよっぽど気に喰わなかったのだろう。

翌日から無断で会社に来なくなった(爆)

まだ終身雇用が色濃く残る90年代中旬、キャリア採用や中途退職なんてまだほとんど聞かない時代のこと。

私もまだ若く、管理職でも💩がいっぱいいるとは知らないピュアだった頃。

何日たっても出勤してこない空席のAさんの席を見るたびに、今後どんな展開になるのかワクワク興味津々な毎日だった w

当時の部長はわざわざ遠くに住むAさんの家まで行ったらしい。

だが、Aさんは二度と会社に来ることがなかった。

その後どうなったのかも知らない。

アーリーリタイアしたのなら私の大先輩である w

 

八三夭が「最好的結局」でこう歌っている。

如果傑克沒有沉入大西洋底
如果英雄沒有捨身炸掉彗星
如果每個故事都像賀歲電影
愛就不會如此刻骨銘心

  ・・・
最美電影不必有最好的結局

 

もしジャックが大西洋の底に沈まなかったら(タイタニック

もしヒーローが身を捨てて彗星に体当たりしなかったら(ディープ・インパクト?)

もしどの映画のストーリーもハッピーエンドなら

愛がこんなに深く心に刻まれることはないだろう

素晴らしい映画は必ずしも最高の結末ってわけじゃない

いい曲なのでついでに聞いてみてね。


::首播::八三夭【最好的結局】MV官方完整版-中天[閣樓上的王子]片頭曲

Aさんの辞め方は決してハッピーエンドではなかったけど、私の心にとても深く刻まれた。

ハッピーエンドの定年退職なんかちっとも心に残らない。

Aさんみたいに意表を突く演出があってこそ心に残るのだ w

 

翻って、私はというと、ひっそりと静かに辞めたい。

送別会もいらないし、朝礼の挨拶もしたくない。

アレ?いつもの一人だけ長い有給休暇じゃなかったの?

と思われるくらい誰にも知られることなく去っていきたい。 

ps

今日はこのブログが転機を迎えた日である。

それについてはまた機会があれば書くことにする。