2時過ぎに長崎空港に到着。
バジェットレンタカーで軽自動車を予約しておいた(13,000円)。
北海道では飛ばすから普通車を借りるけど、北海道以外は道が狭いから軽自動車を借りる。
どこにもよらずホテルのある雲仙温泉に向かう。
4時過ぎにホテルに到着。
荷物をおいたあと、近くの雲仙地獄めぐりにでかける。
雲仙地獄めぐり
温泉神社が地獄めぐりの入口。
《八万地獄》
人が持っている八万四千の煩悩によってなされた悪行の果てに墜ちる地獄のことだと言われます。
のたうち回っているようなパイプは、近隣のホテルに源泉を引いてる配管だろうか。
右手の小屋で温泉卵の販売をしているが、5時前で店じまいをしているところだった。
どのみち夕飯がバイキングなので買うつもりはない。
《お糸地獄》
その昔、島原城下でたいへん裕福な生活をしていたのに密通をしたあげく、夫を殺してしまったお糸という女がいました。お糸が処刑されたころにこの地獄が噴出したので、「家庭を乱すと地獄に墜ちるぞ」という戒めを込めてこの名前がつけられあと言われます。
《真知子岩》
映画『君の名は』のロケで真知子が手を添えた岩。
か弱いフリをして男をもてあそんだ真知子はここで地獄に墜ちた。
《大叫喚》
大叫喚という名前は噴気孔から聞こえてくる低温が地獄からの叫び声やわめき声のように聞こえることに由来しています。この音はガラス瓶に口を当てて吹いたときにでる低温と同じ原理で、噴気孔を火山ガスが勢いよくとおる際に発生します。
大叫喚地獄は雲仙地獄に現在30あると言われている地獄の中で最も活発に噴気を出しています。噴気が活発な区域は長い年月をかけて西から東に移動していると言われており、ここより西にある旧八万地獄(噴気が沈静化)やその西にある原生沼(噴気がとまり植生が回復)と比べるとそのことがよくわかります。
《邪見地獄》
邪見というのは人をねたむ、醜い心のことです。この温泉のお湯を飲むと、夫婦や友達の間でしゅじた嫉妬心による不破を解消するといわれています。ところが、実際には強酸性の温泉で、とても飲めるようなものではありません。きっと邪見をすてる場所ということなのでしょう。
遊歩道脇にお湯が溜まっていたので、手を入れてみたら結構熱かった。
《泥火山》
雲仙地獄の泥火山は硫化水素を含む高温の火山ガスによって溶けた岩石が白い沼となって、噴気と共に吹き上がり火山のような形を作っています。火山は火口から噴き出した溶岩が冷えて固まることで山体を作り溶岩の粘り気によってできる山体の形が異なります。実はそれと同様のことが泥火山でも起こります。水分が少なく泥の粘り気が強いと急峻な形となり、粘り気が弱いと平たい形になります。
《清七地獄》
豊臣秀吉、徳川家康らの統一権力の時代に、キリスト教を禁じる政策がとられ、キリシタン禁制と呼ばれました。江戸幕府はキリストの絵を人々に踏ませる「踏み絵」をさせて信者を見つけ出し、この雲仙で処刑しました。キリシタンで長崎に住む清七という男がとらえられ、処刑されましたが、そのころにこの地獄が噴出したと言われ、このながつけられました。
湯快リゾート 雲仙温泉 雲仙東洋館
朝夕食付で8,250円と、湯快リゾートはどこも良心的な値段設定。
一人で宿泊しても料金が割高にならない点もいい。
マンガコーナー
部屋
畳の間のある広々とした部屋。
湯快リゾートは個室風呂がないけど、部屋が広いのがいい。
食事
早い時刻はもういっぱいで7時半からのグループになった。
食べるのはいつもマグロの刺身と寿司と決まってる。
朝食は焼きたてのパンがあってとても美味しかった。
焼きあがるとベルを鳴らして教えてくれる。
大浴場
屋上展望風呂と地下大浴場の2ヶ所ある。
展望風呂からはおしどりの池が望める。
地下大浴場は広々していてサウナもあり。
サウナはコロナ対策で2人まで。