私は個人年金に3口入っている。
いずれも入社数年の頃に入ったものである。
当時は、昼休みになると生保のおばさんが職場に自由に出入りできていた。
事務所の中まで遠慮なしにずかずか入ってきて保険のセールをやっていた。
保険の知識のない新入社員は、生保のおばさんにとっていい草刈り場だった。
私がいた事業所では、朝日と日生のおばさんがやり手だった。
私も例に漏れず、朝日のおばさんに捕まって、必要以上に高額な死亡保障がついた生命保険に入らされた。
生命保険の契約を取り損ねた日生のおばさんが勧めてきたのが個人年金である。
化粧が濃すぎて近寄ってくるとウンチに似た匂いがした。
生命保険同様、あまり深く考えもせず、勧められるがままに加入した。
バブルが崩壊して予定利率が下がる前、また勧められてさらに追加で加入した。
いずれも年利は5.75%。
40年間もノーリスクで5%の利回りの商品なんてあるだろうか。
掛金に対して2.6倍の確定年金が受け取れる。
日生にとっては完全に逆ザヤの契約だ。
配当金は最初の数年ついたきりで、その後は全然ついていない。
今となっては、勧めてくれた日生のおばさんに大感謝だ。
しかも下位グループの朝日じゃなくて、最大手の日生に加入した幸運。
勧められるがままに入った当時の無知な自分にも感謝である ('ω')ノ
まあ全額受け取る前に死んじゃう可能性もあるけどね w