今日はバイト代の入る日。
バイト代のほかに年末調整で52万円が振り込まれていた。
さっさと確定申告したいところだけど、あいにく今日は出勤日じゃないから、源泉徴収票がまだ手元にない。
源泉徴収票がなくても、毎月の収入や源泉税額は把握しているので、提出できなくもないが、年末調整で返ってきた金額が想定していた金額より17,800円多かったので、差異の原因を確認してから提出することにする。*1
準備する資料
所得関係
書類 | 備考 |
---|---|
源泉徴収票 【給与所得】 |
通常、退職時の源泉徴収票が必要 私の場合、正社員の時の給与とバイト代を合算して年間の源泉徴収票を発行してもらったので、退職時の源泉徴収票は不要になった |
特定口座年間取引報告書 【★譲渡所得】 |
証券会社のHPからダウンロード ポイ活のために複数の証券会社で口座開設して取引したので6社分もあった 💦 |
配当金支払通知 【配当所得】 |
会社の持株会から郵送 持株会で株を所有していたときの配当金支払通知 私は譲渡所得と損益通算する |
年間損益報告書(FX) 【★雑所得-先物取引】 |
証券会社のHPからダウンロード |
年間取引報告書 (ソーシャルレンディング) 【雑所得】 |
運用会社のHPからダウンロード ソーシャルレンディングの所得は雑所得に該当するらしい |
財形年金支払通知 【一時所得】 |
保険会社から郵送 財形年金は「銀行型」と「保険型」がある 私が加入していたのは「保険型」で、利息相当分は一時所得なので、50万円まで非課税、50万円を超える部分の半額が課税対象所得になる |
★は申告分離課税。
退職した関係で増えたのは「財形年金支払通知」のみ。
控除証明
書類 | 備考 |
---|---|
国民年金保険料 | 日本年金機構(年金事務所)から郵送 今回は、2020年5月~2021年3月までの分 |
健康保険料 (任意継続) |
会社の健保組合から郵送 2020年5月~2021年3月分まで納付しているのに、2020年12月の保険料までの証明書になっていたので、この証明書は無視して、金銭支出ベースで申告する |
小規模企業共済等掛金 | 国民年金基金連合会から郵送 確定拠出年金(iDeCo)の掛金拠出の証明書 |
個人年金掛金 | マイナポータルから電子証明(XMLファイル)ダウンロード または生命保険会社から郵送 |
生命保険掛金 | マイナポータルから電子証明(XMLファイル)ダウンロード または生命保険会社から郵送 |
ふるさと納税 | 各市町村より郵送 今年は11件、114,000円 |
昨年の確定申告書(控) | 株とFX(先物取引)の損失の繰越があるので利益と相殺する |
正社員のときの社会保険料は給与から控除されて年末調整されているが、退職後の国民年金と健康保険(任意継続)は年末調整されていないので、確定申告して税金を取り戻す (-ω-)/
今年からマイナポータルで生命保険会社の掛金証明書がファイル形式でダウンロードできるようになった(要事前登録)。
ダウンロードしたXMLファイルをe-Taxでアップロードすれば、必要事項が自動で記帳されて入力の手間が省ける。
申告手続き
もう何年も前からe-Taxでオンライン申請している。
一昨年から、マイナンバーカード方式だけでなく、ID・パスワード方式も増えたので、カードリーダーがなくてもすむID・パスワード方式を利用している。
上記の用意した資料を入力画面にひたすら入力するだけで、自動で申告書を作成して還付額を計算してくれる。
入力漏れがないか、自分で計算した還付額と一致しているかを確認している。
上場株式等の譲渡損
昨年からの繰越損失あり。
受取配当金以外に、持株会を解約した株の端株を売却して益出ししたが、損失繰越をすべて相殺できなかった。
今年が3年目で繰越控除できなくなるので、会社の株をさらに売って売却益と相殺する予定。
先物取引の譲渡損
株式同様、繰越損失があったが、それ以上に儲かったので、繰越損失を一掃 (^^)/
今年の還付額
確定申告で24万円が還付される予定。
年末調整と合わせて76万円、源泉徴収された所得税の大半を取り戻したった
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
節税と誤算
今年も各種控除を利用して節税に励んだ。
節税額は以下の通り(復興所得税を除く)。
控除 | 控除額 | 節税額(所得税) | 節税額(住民税) |
---|---|---|---|
生命保険 | 40,000円 | 8,000円 | 4,000円 |
個人年金 | 50,000円 | 10,000円 | 5,000円 |
iDeCo | 469,000円 | 93,800円 | 46,900円 |
計 | 559,000円 | 111,800円 | 55,900円 |
所得税+住民税 | 167,700円 |
生命保険は、明治安田生命の「じぶんの積立」という商品で、解約時に掛金が満額返ってくる正に節税に使ってねという商品である。
生命保険控除を利用していない人は入らないと損だ。
また、ふるさと納税では、実質2,000円負担で125㎏のお米をもらった (^^)v
一方、もともと退職前はバイトすることを計画に織り込んでいなかったので、所得税率を5%と想定していたのに、バイトをはじめたおかげで所得が増えて20%に跳ね上がったのは誤算だった。
退職前年から退職年に所得を繰り延べ、5%の安い税率を適用させようとしたのが無駄な努力に終わった (-_-)
税率が20%に増えたから、各種控除の節税額も増えたわけだけど・・・。
なお、今年2021年は税率5%になる見込みである。
年末調整の顛末(1/28追記)
出社して源泉徴収票を確認。
やはり、年末調整額が想定した金額と違っていたのは、6月のバイト代が源泉徴収票の支払金額から漏れていたからだった。
給与部門に連絡すると、当日中に修正した源泉徴収票を再交付してくれて、差額は2月の給与から控除することになった。
正しい源泉徴収票をもらったので、帰ってからe-Taxで確定申告を提出した。
最終的には、年末調整の返金が50万円、確定申告の還付が26万円、計76万円が戻ってくる (^^)v
還付金の入金(2/22追記)
ようやく確定申告の還付金26万円が入金された。
例年、1月25日過ぎに申告書を提出して2月15日前後に還付されていたが、今年は例年よりも5日ほど遅かった。
退職した年の確定申告書ということで、自分で国民年金掛金や健康保険料を払ったり、積立年金解約の一時所得があったので、税務署職員も通常より時間をかけてチェックしたのだろうか。
マイナンバーカードで捕捉されるような所得と支出は漏れなく間違いなく書いているので問題ない。
最初にもらった誤った金額の源泉徴収票で申告していたら17,800円はちょろまかせたと思う。
正直に申し出てちょっと損したな。
でも、捕捉されないような雑収入は申告してないからチャラだ w
*1:私の推測では6月の給与が漏れているように思われる。