最近、やっと見終わったのが『三国機密 潜龍在淵』。
Amazonプライムで見られる(音声中国語、日本語字幕)。
漢末期、群雄が割拠する中、曹操が皇帝・劉協を傀儡にして勢力を伸ばしていた。遠く都を離れた司馬家に預けられ育った劉平は、突然迎えに来た父に連れられ都に向かう。その道中、思わぬ秘密を知らされ驚く劉平。劉平は皇帝の双子の弟だったのだ。しかし、劉平が都に着いた時には、病弱な皇帝はすでに亡くなっていた。
亡き兄の遺志を継いで皇帝に成り代わった劉平は、皇后の伏寿と幼なじみの司馬懿と共に漢王朝を再興するために曹操との戦いに挑む!
三国志演義の中では影の薄い漢王朝最後の皇帝を主人公にしたフィクションドラマ。
劉平は司馬懿と幼馴染という設定だが、実際は二人のBLドラマ・・・。
台詞の中にも「断袖」という言葉が出てきてたと思う。
皇帝にすり替わった劉平は伏寿(皇后)、司馬懿は唐瑛(前皇帝の皇后)、それぞれ異性を好きになろうと別れるけれど、やはりお互いのことが忘れられない。
唐瑛に司馬懿を奪われたと嫉妬した皇帝の劉平は謀を巡らして唐瑛を殺害するが、司馬懿も報復として伏寿皇后を殺害。
最後はお互いの誤解を解いて劉平と司馬懿は元の鞘に収まる。
そんな感じのドラマだった。
あくまで私が受けた感じなので、違っててもクレームしないように w
劉平を演じるのは馬天宇。
彼は貧しい農村出身。
父親はあちこちで借金をこしらえるようなろくでもない親だったらしい。
母親は病気がちだった。
ある時、幼い馬天宇に農薬を買ってくるよう言いつけ、その農薬を飲んで自殺した。
自分が買ってきた農薬を飲んで死んだと知ってどんな思いだったろう・・・。
顶着经济困难的压力,后来马天宇的母亲自杀了,当时他的母亲是喝农药自杀的,那瓶农药还是马天宇帮他妈妈买的。当时年少无知的马天宇并不知道那瓶液体就是农药,并且让他妈妈永远地离开了他。
唐瑛役で出ているのが董洁。
私が一押しするドラマ『金粉世家』でヒロインを演じている。
最初、外見では気づかなかったが、声を聴いてもしやと思って調べたら董洁だった。
可憐で清楚な雰囲気は変わらないけど、1980年生まれだからもう40歳。
やっぱ歳には敵わない。
同じくAmazonプライムで別の『三国志』も見ている。
全部で95話もあるが、三国志演義通りのストーリーでこちらもまた面白い。
こっちは日本語音声で中国語の勉強にはならないので、パソコンで2倍速で見てる。
『スーツ』とか『ウォーキングデッド』とか、最初はめちゃ面白かったのに途中のシリーズから面白くなくなったドラマも、やっぱり結末が気になるので2倍速とか2.5倍速で見ている。