源泉徴収票と持株会の配当金支払証明書が入手できたので確定申告しました。
申告準備
ID・パスワード方式に切替
去年までe-Taxで申告する場合、マイナンバーカードとICカードリーダライタが必要でした。
今年から、e-Tax用のID(利用者識別番号)とパスワードでe-Taxが利用できるようになりました。
国税庁のHPには「マイナンバーカード及びICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応です。」と書かれていますが、いつまでも暫定的な対応が続くだろうと思うのは私だけでしょうか?
確定申告自体は大して難しくないのですが、このマイナンバーカード認証の前準備が公的個人認証サービスソフトを入れたり、入れてもバグがあるのかカード認識しなかったりと、とにかく面倒くさかったんです。
ID・パスワード方式への切替ですが、今までマイナンバーカード方式だった人はマイナンバーカードとICカードリーダライタを使って自宅で変更届ができます。
私は1月6日に変更届を出して21日に変更完了しました。
やっぱりマイナンバーカードが必要
これで今後はマイナンバーカードとICカードリーダライタが要らないかというと、そうじゃありません。
セキュリティ強化のため、今年からメッセージボックスを閲覧するのにマイナンバーカードでの認証が必要になりました。
お役所仕事って腐ってますね。
ただ、ID(利用者識別番号)とパスワードでも、メール本文は見れませんが、メッセージボックス一覧は見ることができます。
タイトルを見て大体の見当は付けることができるかもしれません。
準備する資料
申告手続き
源泉徴収票
源泉徴収票をもらう前に、自分で所得税の計算しておいたのですが、計算通り、年末調整は128,200円でした。
源泉徴収票に書かれた金額をe-Taxにパコパコ入力していきます。
給与収入が去年より減っている!と思いましたが、選択制DCに拠出したからでした。
昨年の源泉徴収票は個人型DCが小規模企業共済等掛金控除されていましたが、会社で加入する選択制DCになったので控除がなくなりました。
ふるさと納税
162,500円寄付したので、寄付金控除は160,500円となり、所得税からは約32,700円(160,500×20.42%)が還付されます。*1
今年の市民税からも約127,800円が減額されるので、HISギフトやらピーチポイントなど8万円相当もらったけど実質負担2,000円というわけです。
やたらとピーチポイントに5,000円単位でふるさと納税をしていました。
なんでこんなに少額で細切れに寄付したのかというと、セルフバック目的でクレカを作る時、カード利用5,000円以上が条件というのが多くて、新規カードを作るたびに5,000円をふるさと納税でクレカ払していたのでした (-ω-)/
上場株式等の譲渡損
今年もトルコリラや南アランドなどの外貨建債券が満期を迎え、約30万円の譲渡損が発生しました。
これで株式の繰越損は去年の分と合わせて約50万円になりました ( ノД`)シクシク…
申告上は損ですが、外貨のままで円転していないので、外貨購入時のレートになるまで放置しときます。
トルコリラなんて購入時のレートに戻るまで何年かかるかわかりませんが・・・。
持株会の配当金からはいったん源泉税が徴収されているので、配当金支払証明書を元に上記の譲渡損と損益通算して源泉された所得税約3,000円を還付してもらいます。
先物取引の繰越損失
FX取引は雀の涙ほどの黒字でしたが、2016年の繰越損失が大きくて、相殺してなお繰越損失が多額残ってます。
2016年の繰越損失は今年2019年分までしか相殺できませんので、このまま失効してしまうでしょう (´ω`)
「先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書」は昨年から個別に書かず、FX会社の年間損益報告書単位で書いていますが、特に何も言ってきませんでした。
今年の還付額
ふるさと納税の還付額約32,700円と、配当の源泉税還付約3,000で、約35,700円が還付されます。
ふるさと納税額も配当額もほぼ去年と同額だったので、還付額も去年とほぼ同額になりました。
最後にトラブル発生
入力を全て終えて、最後に申告書を伝送するところで「青色申告特別控除額を入力してください。」のエラーが表示されて伝送できません。
何か入れないと通らないので、不動産所得0円、青色申告特別控除額0円にして、いちおう伝送完了させました。
なぜそうなったのか入力画面を調べると、恐らく下記の青色申告の承認のチェックを無意識に入れてしまったのだと思います。
修正しようと思ったのですが、途中で保存したファイルから戻って入力し直そうとすると、結局、今まで入れた内容が全部がクリアされてしまうのですね。
泣く泣く、一から全て入力しなおして、再度伝送しました ( ノД`)シクシク…
(2019/01/29追記)
2回伝送したので、税務署から確認の電話がかかってきました。
後から伝送した方が正しいと伝えるだけですぐ終わりました。