軍艦島クルーズのあと、もう一つ行きたかった原爆資料館に行く。
中華菜館 寶来軒
昼時だったので、資料館に入る前に行く途中にあった「宝来軒」に入る。
ふだん海老はあまり食べないけど、たまには食べることにした。
大えびの料理は最低二尾から。
ちゃんぽん(1,000円)
大えびマヨネーズソース和え(1,400円)
杏仁豆腐(500円)
長崎原爆資料館
ロシアのウクライナ侵攻で核戦争の可能性が言われる中、原爆の恐ろしさ、悲惨さを学びたいと思って訪れた、わけではない。
入場料200円。
中国では「南京大虐殺記念館」や「九・一八歴史博物館」などで、戦争で殺害された残忍な死体の写真を見てきた。
日本の博物館にはそういう強烈なのはないのかと思っていたら、黒焦げの死体の写真が展示されていてちょっと意外だった。
1945年8月9日、午前11時2分、長崎上空に落とされた長崎型原子爆弾(ファットマン)の実物大模型。
被爆地から離れたとところにいて火傷や放射能で何日も苦しんで死ぬぐらいなら、爆心地で何が起こったかも気付かないであっという間に死ぬほうがいいな。
浦上天主堂で見つかったロザリオ。
高熱で表面が沸騰して溶けた瓦。
高熱で溶けてくっついた瓶。
溶けたビール瓶。
当時、長崎市には約24万人の人が住んでいて、原子爆弾で7万人以上の人が亡くなり、7万人以上の人が負傷した。
日本がもっと早く負けを認めて降伏していたら、こんなにたくさんの犠牲者を出すことはなかったのに。
日本といい、ウクライナといい、為政者のせいで被害を被るのは一般人。
爆心地公園にある「母子像」。
「原子爆弾落下中心地碑」
浦上天主堂から移築された遺壁。
最後に隣り合う平和公園にいく。
「平和祈念像」ってもっと大きいのかと思ってた。
去年、島原城にいったとき、「西望記念館」に試作品など数点が飾ってあったっけ。
まだ両脇に別の組が写真の順番待ちしていたので銅像だけを撮るのをあきらめる。
日本二十六聖人記念館
最後に、路面電車に乗って「日本二十六聖人記念館」に行く(500円)。
日本二十六聖人は、1597年2月5日豊臣秀吉の命令によって長崎で磔の刑に処された26人のカトリック信者。日本でキリスト教の信仰を理由に最高権力者の指令による処刑が行われたのはこれが初めてであった。この出来事を「二十六聖人の殉教」というが、西洋諸国では「聖パウロ三木と仲間たち」とも呼ばれる。
棄教すれば命を助けるといわれたのに「(この世の)つかの間の命と(天国の)永遠の命を取り替えることはできない」と26人の中にいた12歳の少年は答えたそうだ。
天国があると思わないし、永遠の命なんて欲しくない。
宗教をやってる人はどこか胡散臭いし、宗教に深入りする人はなんか怖い。
記念館の外壁が芸術作品。
何を表しているかはわからないけど。
記念館からホテルまで歩いて帰る。