おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.5万円、在宅勤務のハケン社員になりました

二条城と京都御苑を観光

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昨日歩きすぎて足が痛いので、二日目は市内観光することにした。

まずはホテルからバスで二条城へ。

二条城

1603年(慶長8年)徳川家康京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするため築城した。1867年(慶応3年)には15代将軍慶喜が二ノ丸御殿の大広間で「大政奉還」を表明した。

恥ずかしながら、今日まで二条城が徳川家の城とは知らなくて、天皇家の城ぐらいに思ってた 😓

東南隅櫓(重要文化財

外堀の四隅は見張り台としての隅櫓が建てられ、普段は武器庫として使われていた。1788年(天明8年)の大火で多くの櫓が焼失してしまい、今では東南隅櫓と西南隅櫓の2つが残るのみ。

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東大手門(重要文化財

現存の門は1662年頃の建築と考えられている。築城当時は現在のように櫓門(2階建て)だったが、寛永の二条城行幸時には天皇を二階から見下ろさないようにとの配慮から一重の門に建て替えられたと伝えられている。

入場券(1,030円)を大手門の手前で購入。

大手門を入ったところの事務所で、音声ガイダンス(520円)も借りた。

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唐門(重要文化財

二ノ丸御殿の正門にあたり切妻造、桧皮葺の四脚門でその屋根の前後に唐破風(からはふ)が付く。門には長寿を意味する「松竹梅に鶴」や聖域を守護する「唐獅子」など豪華絢爛な極彩色の彫刻を飾る。2013年の修復工事いよって往時の姿に蘇った。

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以前、台中の霧峰林家を見学した時、吉祥に纏わる装飾が多かったのを思いだす。

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二ノ丸御殿(国宝)

遠侍、式台、大広間、蘇鉄の間、黒書院、白書院の6棟が雁行形に立ち並ぶ御殿。部屋数33室、800畳余りもある内部は、代表的な「松鷹図」をはじめ、将軍の威厳を示す虎や豹、桜や四季折々の花を描いた狩野派の障壁画で装飾されている。

内部は写真撮影禁止。

大政奉還」を行った大広間は思ったより狭くて、永平寺の156畳敷きの「絵天井の間」の方がずっと広かった。

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入口の欄間も吉祥に纏わる動物が刻まれている。

大広間の四の間の欄間は、「カラマツと牡丹」だが、反対側の三の間から見ると「松と孔雀」になっていた。

音声ガイダンスを聞いてなかったら気付かなかった。

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本丸御殿(重要文化財

二ノ丸庭園から内堀を通って本丸御殿に入る。

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南西隅にかつて伏見城から移された五重六階の天守閣があったが、1750年の落雷により焼失したそうで、石垣だけが残っている。

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天守閣跡に登る。

本丸御殿は改修中。

倉庫が並んでいるようにしか見えない・・・。

1893年明治26年)に京都御所の北東部にあった桂宮御殿を移築したもの。

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本丸御殿と本丸庭園は内堀に囲まれている。

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本丸御殿から西橋を渡ると桜が満開だった。

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西南隅櫓

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南側の「桜の園」はちょっと満開を過ぎていた。

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清流園

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こちらはまだ満開だった。

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売店で黄金ソフトミニ(1,000円)を購入。

アイスの上に金箔が一枚貼ってある。

どうせ💩と一緒に出ていくんだろうな。

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京都御苑

二条城から京都御苑まで歩く。

一年前に行ったら月曜日で京都御所は定休日だった。

zhizuchangle.hatenablog.com

閑院宮邸跡

京都御苑の西南にある閑院宮邸が公開されていた。

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建物の中で、江戸時代の京都御所を再現したVRが見れる。

794年、京都に遷都された当時、御所はもっと西側にあったそうだ。

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閑院宮邸の庭園

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京都御所

京都御苑内の桜はもうほとんど散っている。

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京都御所に入るため塀に沿って延々歩く。

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清所門

手荷物検査を受けて入場カードをもらう(無料)。

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令和の即位礼正殿の儀で侍従や女官が着用した装束を展示している。

真夏にやったら熱中症で倒れそう。

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新御車寄

大正4年(1915年)大正天皇の即位礼が紫宸殿(ししんでん)で行われるに際して、馬車による行幸に対応する玄関として新設された。

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葵祭」で使われる牛車。

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承明門

そういえば御所の中で朱塗りの門ってここだけだったような。

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紫宸殿(ししんでん)

京都御所において最も格式の高い正殿で、即位礼などの重要な儀式がここで行われた。安政2年(1855年)造営だが、伝統的な儀式が行われるように平安時代の建築様式で建てられている。

紫宸殿から見て「左近の桜」

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「右近の橘」

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清涼殿

平安時代中期(10世紀頃)から天皇の日常の住まいとして定着した御殿であり、政事、祭事などの重要な儀式もここで行われた。

向かって左が「唐竹」、右側が「呉竹」。

近くにいた観光客が「呉竹」は中国の三国時代に伝わったと話していた(真意のほどは不明)。

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京都御所は広いといっても0.11km²。

ラストエンペラー溥儀みたいに自転車で駆け回るには狭いな

と思って調べると紫禁城(0.72km²)で京都御苑(0.65km²)とほぼ同じ大きさだった。

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御池庭

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御内庭

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御常御殿

清涼殿内に設けられているようになっていた常御所が天正18年(1590年)に建物として独立したものである。天皇のお住まいであるとともに、南側に上段・中段・下段の間を備えて儀式や対面の場としても使われた。

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二の間の襖には「藤に飛燕」、「渓流に水禽」、「秋野に鹿」、「芦に雁」と春夏秋冬の移り変わりが描かれている。

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一の間は、丘陵に桃の花が咲き、水辺の亭の周囲で新緑の柳が風に揺れる春の景色。

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鴨川

少し早いが切り上げて出町柳まで歩いて京阪で帰る。

出町柳は始発なので座れる。

御所の桜はかなり散っていたけど、鴨川沿いの桜はちょうど満開。

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平日にも関わらず、河原には散歩をする人、シートを広げて弁当を食べている人など人がたくさん。

リタイアして、世の中には働いてない暇人がけっこういるということを初めて知った。

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ハイキングしたらくら寿司に行きたくなる。

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家に帰ったらクシャミがとまらない 🤧

春に出歩いたら花粉症になるから嫌い!