おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、正社員から週休5日、日給5万円、半在宅勤務、有休フル消化のハケン社員になりました

音羽山・三井寺と「かねよ」で極上きんし重

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暑くなる前に少しでも『日帰り山あるき』のコースをこなそうと、朝、天気予報で雨が降らないことを確認して、音羽山に登ってきた。

「かねよ」といううな重の店で昼食をとって、三井寺にも立ち寄った。 

08:00 京阪追分駅を出発

しばらく歩いて牛尾山登り口に白石神社がある。

白石神社の背後の山一帯が小山石切場で、近世から1955年頃まで石の切り出しが行われていたそうだ。 

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ご神体は幅9m、高さ4m、奥行き3mの巨岩で、上部には石を切り取るために彫られた矢穴列痕が三条ある。

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神社の少し先には、「露山水車」と額に書かれた水車小屋がある。

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水車小屋のあたりから山道になって登っていくと、最初に太子堂がある。

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08:41 御経岩

大きな岩の前に弘法大師が立っている。

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小さな滝に名前が付けられている。 

聴呪の滝

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「夕されば 松吹く風の音羽川 あたりも涼し 山の下かげ」後西園寺入道

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白扇の垂水

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音羽の滝

「鳴神の音羽の滝やまさるらん関のこなたの夕立の空 」中務の皇子

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大蛇塚

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蛇ヶ谷白石の滝

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笹音の細滝

鹿威しと風車が置かれていて、コンコンと音を響かせていた。

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苔の雫滝

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09:00 牛尾観音

牛尾観音の入口に到着。

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黒門がある。

大きな灯篭は石ではなく木だった。

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階段に一杯白い花が落ちていて緑の草とコントラストが綺麗だ。

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境内の手前に鬼が立っている。

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手水舎は、龍の頭から水が出ている。

中国語では水道の「蛇口」のことを「龍頭」というが、それに由来するのだろうか。

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牛尾観音は清水寺奥の院だそう。

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ここまで広い道を歩いてきたが、観音像の脇から山道に入る。

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途中でパノラマ台と書かれた標識があったので、反対方向だが行ってみる。

木々の間から小さく琵琶湖が見えるだけだった。

行くんじゃなかった。

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09:49 音羽山(おとわやま)

音羽山頂上に到着(593m)。

車道がない山の上に鉄塔をたてるとき、資材はどうやって運ぶのだろう。

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琵琶湖が見渡せる。

時間が早いけれど、日なたの乾いた座る場所があったので、パンとバナナを食べる。

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途中でトイレがあったけど、きれいじゃなかったので、自然の中でやった。

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ずっと下り道が続く。

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陸橋を渡って、階段を降りて一般道に出る。

一般道に出る階段は、関係者以外立ち入り禁止の札がかかっていたけど無視。

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11:00 「かねよ」で極上きんし重

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関蝉丸神社に行こうと思って歩いていったら反対方向だった。

立ち止まってGoogleマップを眺めていたら、明治5年操業のうなぎ屋の前で、お店の人に「いらっしゃいませ」と声をかけられた。

さっきパンを食べたところだし、食べる予定はなかったのだが、また来る機会もそうそうないだろうから食べることにした。

高くても躊躇いなく入れるのは高時給バイトのおかげである (-ω-)/

個室とレストランがあって、個室だと10%割増になると言われたので、レストランにする。

日本庭園が眺められる1階の部屋に通された。

1つの部屋に4人掛けのテーブルが2つ、かなり余裕をもって置かれてて、もう一方のテーブルに客はいなかったのでくつろぐことができた。

食べるからには高いのにしようと、上から2つめの極上きんし重(4,620円)を頼んだ。

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だし巻きが結構な量があって、パンを食べたせいもあって、お腹いっぱいになった。

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12:25 京阪 上栄町駅に到着

『日帰り山あるき』のコースでは大谷駅にでてゴールだが、まだ時間が早いし、歩き足りないので三井寺まで歩くことにして、さっきのコースに戻る。

途中、「逢坂山関址」の石碑があった。

逢坂の関は京の都を守る重要な関所である三関(鈴鹿関・不破関・逢坂関)の一つとして、弘元元年(810年)以降、重要な役割を果たしていましたが、平安後期からは徐々に形骸化され、その形を失ってきました。
逢坂の関の位置については現在の関蝉丸神社(上社)から関寺(現在の長安寺のある辺り)の周辺にあったともいわれますが、いまだその位置は明らかになっていません。 

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山の中を歩いて、上栄町駅に到着したところで、YAMAPはゴールにした。

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前から行ってみようと思っていた三井寺に行くことにした。

犬塚の欅

真宗発展の基礎を築いた蓮如(れんにょ)が迫害から逃れ大津にいたとき、誰かが蓮如を殺そうと食膳に毒をもった。この時、彼の愛犬が不思議にもそれを察知し、身代わりに食べ、たちまちのうちに死んだ。蓮如は供養のため犬を手厚く葬り、その地に欅が植えられた。

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長等神社

朱塗りの綺麗な神社があった。

長等神社は、西暦667年頃の天智天皇の御世、近江大津宮の鎮護として長等山岩座谷の霊地に須佐之男命を祭祀されたことを起源とする1300年の歴史を持つ神社です。

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12:45 三井寺

三井寺の総門近くの受付でチケットを購入(600円)

参拝順路とは反対に回る。

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水観

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毘沙門堂

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観音堂

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滋賀の大津は日本のそろばんの発祥の地ということで、高台に算盤の碑がある。

中国から伝わったのに、発祥というのはどうなんだろう。

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高台から境内や琵琶湖が見渡せる。 

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観音様の足元にたくさんの数珠が。

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微妙時

御朱印集めって、やってることはポケモンのモンスター集めと同じだよね。

どっちもやったことないけど。

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映画「天地明察」の撮影で使われた場所(見たことないけど)。

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テレビ小説「おちょやん」、映画「柘榴坂の仇討」の撮影で使われた場所(見たことないけど)。

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唐院

三井寺の開祖・智証大師の御廟として三井寺のなかで最も清浄な聖域らしい。

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一切経

映画「武士の献立」、映画「るろうに剣心」の撮影で使われた場所(見たことないけど)。

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堂内には高麗版一切経を納める八角輪蔵がある。

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霊鐘堂

弁慶の引摺り鐘と弁慶の汁鍋が置いてある。

両親にLINEで写真を送ってどこにいるか当てさせていたら、この写真で私がいる寺を当てることができた。

この話はそんなに有名なのか、知らんかった。

山門との争いで弁慶が奪って比叡山へ引き摺り上げて撞いてみると ”イノー・イノー”(関西弁で帰りたい)と響いたので、 弁慶は「そんなに三井寺に帰りたいのか!」と怒って鐘を谷底へ投げ捨ててしまったといいます。 鐘にはその時のものと思われる傷痕や破目などが残っています。
また、この鐘は寺に変事があるときには、その前兆として不可思議な現象が生じたといいます。 良くないことがあるときには鐘が汗をかき、撞いても鳴らず、 また良いことがあるときには自然に鳴るといいわれています。

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弁慶の汁鍋というのもある。

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閼伽井屋

閼伽井屋は金堂西側奥に金堂と接して建っています。 この内部には井泉が湧き、天智・天武・持統天皇の 産湯に使われたことが三井寺の名前の由来になっています。

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閼伽井屋の上に左甚五郎作の龍の彫刻がある。

昔、この龍が夜な夜な琵琶湖に出て暴れるため、甚五郎自ら目玉に釘を打ち込み静めたと伝えられる。

斜め下から撮ったのでどこが龍の頭かわからない。

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閼伽井石庭

日本最古の庭園であると書かれていたが、これが庭か?

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金堂

国宝で、豊臣秀吉正室北政所によって再建された。

堂内には多数の仏像が安置されていた(撮影禁止)。

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映画「利休にたずねよ」の撮影で使われた場所(見たことないけど)。

どの映画もテレビも見たことないのばっかり。

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鯉のエサ(100円)を買ってエサやり。

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仁王門

いいかげん歩き疲れてきたので、京都のホテルに向かう。

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YAMAPを使うと、スマホのバッテリー消費が激しい。

でも、タイムラインがほぼ歩いた通りに正確に記録されているので、頻繁に位置情報を取得しているっぽい。

音羽山 / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

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