上司に早期退職を伝えてから退職に至るまでの期間がとても長かったので経緯を振り返ってみた。
- 2014年 早期退職を考えたきっかけ
- 2015年 上司に早期リタイアを伝える
- 2017年 退職時期の前倒しを考える
- 2018年 2020年退職が既定路線となる
- 2019年 退職日を確定
- 2020年 ようやくorとうとう退職
2014年 早期退職を考えたきっかけ
初めて早期退職できるんじゃないかと思ったのは2014年末だ。
「年に1回バランスシートを作成しよう」という日経新聞の記事を読んで、自分の資産を時価換算してみたところ、家計簿よりはるかに多いことに気付いたのがきっかけだ。
それまで早期退職を考えたことはなく、むしろ通勤に便利な会社の近くで中古マンションを買おうかと思っていたぐらいだ。
資産額を計算したら早期リタイアできるぐらい貯まっていて、もうフルで働かずにのんびりしようと思ったという割と恵まれたパターンだと思う (-ω-)/
2015年 上司に早期リタイアを伝える
2015年12月からこのブログを始めた。
12月の上司面談のあとの雑談で、キリのいい55歳まで働いて、55歳になったら選択定年しようと思っていることを初めて話した。
早期退職に憧れてはいたけれど、まだ具体的には固まっていなかった。
毎日定時退社、有給完全消化、給与水準もまあまあのホワイト職場、しかも50代は給与水準が高い稼ぎ時なので、好待遇を手放すことはもったいないとも思っていた。
ブログを始めてリタイアについて調査や検証をやっていなければ、漠然と早期退職を空想するだけでズルズルと働き続けていたんじゃないかな。
年末に帰省して両親にも話したところ、母親の機嫌がむちゃくちゃ悪くなり、退職しても告げず、実家にも戻らない方がいいと考えるようになる。
今も平日に旅行しているのはコロナで自宅待機だと思っている (-ω-)/
2017年 退職時期の前倒しを考える
早期リタイアのブログを見ていると、いったん早期リタイアを考え出すと、リタイア時期を前倒ししたくなるというのはあるある話のようだ。
いくらホワイト職場といっても、ストレスのかかる嫌な仕事はある。
しかも資産的には退職しても問題がないと思ったらストレス耐性が下がった。
55歳で退職しようと思っていたのを前倒しして勤続40周年の52歳で退職しようと考えるようになる。
4月の面談で「55歳で退職」から「55歳までに退職」に変更すると宣言する。
2016年から2017年にかけて、会社の早期退職制度、企業年金制度、有給休暇制度、公的な社会保険制度や税制度について調べたり、固定費の削減や節税に取り組んだ。
2018年 2020年退職が既定路線となる
4月に元上司が兼務で再び直属の上司になった。
面談の際に2020年に退職予定と伝えたら、後日、当時の本部長にも話をしたと言われ、2020年退職が既定路線になる。
これで踏ん切りがついて早期退職にまい進することができた。
よって正式に退職を伝えたのは退職の2年前との認識だ。
2017年から2018年にかけての会社絡みの記事は諸事情で下書きに戻したものが多く、面談に関する記事も下書きに戻してある。
2019年 退職日を確定
2月の面談ではまだ何月に辞めるか決めていなかった。
7月の面談で2020年4月末に辞めることを伝えた。*1
年末に人事部に退職手続きを尋ねると上司を通して伝えるよう言われる。
気分的には年末ぐらいからだんだん退職するんだという実感が湧いてきた。
2020年 ようやくorとうとう退職
01月 年賀状で昔の職場の同僚などに退職することを伝える
01月 上司から人事部に退職の連絡をしてもらう
3月11日 3月10日付で退職届を提出
3月25日 退職説明会
4月09日 コロナ禍により在宅勤務が始まる
4月27日 遊休消化が始まる
5月14日 退職の挨拶メールを送る
5月15日 退職日を迎える
后会有期 !
6月9日 バイトで復帰 (゚д゚)!
*1:後日、有給消化の関係で5月15日にずらす。