7泊目、最後の宿は支笏湖畔にある「支笏湖第一寶亭留 翠山亭」。
日程の都合上、帳尻合わせに泊まることにした宿だが、今回の旅行で満足度が一番高かった。
予約したのは、朝食付きで23,440円、全国旅行支援が2,999円、実支払額が20,441円、別途クーポンが2,000円。
ところが、泊る前日に電話がかかってきて、「近くに食べるところがありませんが、夕食をご用意されますか?」と言われたので、先に値段を聞かずに了承した。
夕飯は8,800円だったので、実支払は29,241円になった。
それでも、前日とまった「ザ・ウィンザーホテル洞爺」より1万円も安い。
エントランス
ソファーに座ってチェックイン手続き。
フロントに客を並んで立たせるよりずっと丁寧な接客。
お茶(名前を忘れたが変わった味)とお菓子を食べながら説明を聞く。
庭の向こうは支笏湖だが見えない。
隣はラウンジ。
わらび餅みたいなお菓子。
コーヒーも飲み放題。
部屋
2ヶ月以上前に予約してるので、チェックインするときにはどんな部屋を予約したのか覚えてない。
「ザ・ウィンザーホテル洞爺」は部屋に入って幻滅したが、「翠山亭」は部屋に入って嬉しくなった。
和室と洋室があるとお得な気分になれる。
きんつば大好き。
あまり実用的じゃないけど、オシャレなバスタブ。
一度は使わないとと思って、寝る前に入った😅
アメニティがいっぱい!
温泉や風呂のあとで顔だけでなく体中に塗りまくる😅
「ザ・ウィンザーホテル洞爺」と同じコーヒーセット。
3杯分しかないけど、ラウンジへいけば飲み放題。
食事
夕飯は地下一階の「苔庵」。
それぞれ個室になってていい!
8,800円の会席料理。
白エビと宗谷の塩を支笏湖の水で引いた出汁で飲む。
お凌ぎ(おしのぎ)
先付けのあとに出されるちょっとした料理で、ちょっと小腹を満たす、空腹をしのぐという意味合いから炭水化物が出されることが多いのだそう。
突き出し
トウモロコシのフランとあるが、茶わん蒸しみたい。
素材
生のニンジンをポリポリ食う。
お造里
「ザ・ウィンザーホテル洞爺」で2,000円もした牡丹エビ。
支笏湖名物のヒメマスの刺身もある。
煮物
食べるのが早くて、次の料理が出てくるのを待たないといけないので、一口で食べられるけど、チビチビ食べる。
箸休めはキウイのソルベ。
ソルベはアラビア語で「シャルバート」という水で薄めた果汁を砕いた氷で冷やした、冷たい飲み物が語源。
強肴(しいざかな)
懐石料理の献立の一つで、「強いてもう一品すすめる肴」だって。
食事
私の給仕をしてくれたのは日本人だったが、隣の部屋は若いベトナム女性だった。
宿泊客の(恐らく)年配男性が「日本はベトナムよりいいやろ。」「日本は安全でいいやろ。」と言っていたが、ベトナム女性曖昧に返答していた。
出稼ぎ先に日本なんか選んでとんだミスチョイスだったと思ってたりして。
頭の中が昭和で止まってる爺さんにとっちゃ、日本はいまだに世界に誇る先進国かもしれんけど、出稼ぎ先として、中国人にはとっくにそっぽを向かれて、そのうちベトナム人にも見向きもされなくなるだろう🤭
食後は、豆乳プリントとメロンとジェラート。
最後に、お夜食として、部屋に持って帰れるよう弁当箱に入った稲荷ずし。
これは嬉しい。
朝食は一階の「 草庵」。
大好きなグァバジュースがあった。
豆腐、サラダ、おからはセルフ。
他の料理はセット。
温泉
大きくはないけど、宿泊客が多くないので、混んでなくていい。
露天風呂は二つあって、一つが岩風呂。
寝湯も外にあって、ぬるめなのでゆっくり浸かれる。
古代桧を使った浴槽。
サウナもあるが小さくて2人しか入れない。
洗い場は5つだけ。
周囲
支笏湖って洞爺湖と違って、観光するところが一ヶ所にギュッと詰まってる。
支笏湖神社にお参り。
千歳川にかかる山線鉄橋。
英国製200ftピン構造ダブルワーレン橋で、明治政府より明治15年 (1882) に鉄道建築技師長として招聘されたイギリス人のポナール氏設計によるピン結合トラス橋。
「休暇村支笏湖」のほうに階段をあがっていくと展望台があったが、木々がじゃまで湖畔のほうが眺めはいい。
一周してホテルに帰る。
翌朝も、食後に散歩。
左のペッチャンコの山が樽前山、手前右が風不死岳。
樽前山に登ってみたい!
前にきたときは、水中遊覧船に乗って柱状節理を見た。
右手には恵庭岳。
午前中の方が逆光にならなくて綺麗に撮れる。
翌日のフライトに合わせて、たまたま支笏湖で泊まることにしたが、「翠山亭」が今回の旅行で一番満足度が高かった。
対応が丁寧だったし、部屋も温泉も食事もよかった。
そのぶん、お値段高かったけどね。
予約するときちゃんと見てなくて、過大な期待をしてなかったせいもある🤭