宮古島の主な観光地はすべて回ったので、神様がすむ島「大神島」に行くことにした。
大神島に渡る定期船が島尻漁港から出ている。
「スマヌかりゆす」という名前の定員30人の小さな船。
冬季は一日4便(往復670円)。
9時に出発して、11時の船で帰ってくることにする。
車は野尻漁港に無料で停められる。
15分ほどで大神島に到着。
「ユリ」という、この島で唯一の飼い犬が乗客をお出迎え。
大神島は人口約20人、周囲約3km、島の北東部に道がないので一周はできないが、一周するのに30分もかからないような小さな島である。
島の多くの場所が聖域になっていて、無断で立ち入ってはいけない場所があるそう。
島で唯一の食堂らしい。
まずは遠見台(トゥンバラ)に登ることにした。
こんな立て札が立っていた。
途中からウッドデッキの階段を上る。
頂上(74.7m)付近に巨岩がある。
太古隆起珊瑚の「奇跡の岩」で、傍に大御神御嶽の配所がある。大昔、火番盛(ひばんむい)として異国船を監視、池間と狩俣の火番盛へ烽火日を上げて合図した。
神様の岩なので昇らないようにと書かれている。
郵便受けがお賽銭箱。
天気がよくなったことのお礼を言った。
頂上からの眺めは絶景!
左側に多目的広場、右側に大神漁港が見える。
そしてなんといっても宮古ブルーのきれいな海!
遠見台から多目的広場に下りる。
海岸を埋め立ててつくった緑地公園とのこと。
大きな岩がサークル上に並んでいる。
多目的広場の埋め立てをしたときに、人工的に配置したのかもしれない。
トンネル状になっている岩。
海の中をのぞくとルリスズメダイがあちこちにいる。
巨岩が並ぶ海岸。
島の西側を歩いていくと、小さな砂浜があった。
島の北側にも巨岩が並んでいる。
海沿いの道の内側にも海水が通るトンネルがあって干潟になっている。
ギターをセットして動画の撮影の準備をしている若者がいた。
YouTubeで配信するのかな。
島の北にある岩は浸食されて今にも重みでぽっきり折れそう。
何年か後に来たら海中に落ちてるかな。
時間を持て余すかと思ったけど、ゆっくり見て回ってちょうどいいぐらいの時間だった。