「全国旅行支援」のクーポンを消化しやすいよう岩手に3連泊する予定が、岩手県の予算が上限に達して3泊目の予約がとれなかった。
岩手山から近くて、翌日の仙台空港のフライトに間に合いそうで全国旅行支援が使えるホテルはここしかなかった。
もう一つ、この近くで、夕食がバイキングじゃないホテルもあったが躊躇しているうちに空きがなくなった。
翌日は高速道路を使って仙台まで戻らないといけないけどやむを得ない。
朝夕食付きで9,500円、全国旅行支援割引が3,800円、支払いは5,700円。
秋田県のクーポン申請は、チェックインまでに所定のHPで宿泊日、宿泊施設などを登録してQRコードを取得しておかないといけない。
なんか面倒くさー。
謎々が書かれた絵が廊下にかけられている。
翌日は早朝出発なので、今日中にクーポン消化必達!
昨日同様、チェックイン時間の3時にチェックインして、3,000円のクーポンをもらったら、ガソリンスタンドに直行!
急いでたから、クーポンの写真を撮るのを忘れた。
ガソリン満タン給油して2,992円。
クーポンギリギリのほぼ無駄のない金額。
お釣りはでないことになってるけど8円くれた。
天気も晴れてきたので、田沢湖を一周する。
漢槎宮[かんさぐう](浮木神社)
たつこ像
田沢湖が田沢潟と呼ばれていた頃、院内にまれにみる美しい娘、辰子がいた。辰子はその美しさと若さを永久に保ちたいものと、密かに大蔵観音に百日百夜の願いをかけた。満願の夜に「北に湧く泉の水を飲めば願いがかなうであろう」とお告げがあった。
辰子は、わらびを摘むと言ってひとりで家を出て、院内岳を越え、深い森の道をたどって行くと、苔蒸す岩の間に清い泉があった。喜び、手にすくい飲むと何故かますます喉が渇き、ついに腹ばいになり泉が枯れるほど飲み続けた。時が過ぎ、気がつくと辰子は大きな龍になっていた。龍になった辰子は、田沢潟の主となって湖底深くに沈んでいった。
一方、辰子の母は娘の帰りを案じ、田沢潟のほとりに着き、娘が龍になったのを知って悲しみ、松明にした木の尻(薪)を投げ捨てると、それが魚になって泳いでいった。後に国鱒と呼ばれ、田沢湖にしか生息しなかった木の尻鱒という(田澤鳩留尊佛菩薩縁起より)
さて、十和田湖を南祖坊に追われ、男鹿半島に八郎潟をつくり主となった八郎太郎は、毎年秋の彼岸の頃、田沢湖に恋人の辰子を訪ねて冬を過ごすため、主のいない八郎潟は凍りつき、2人の龍神が住む田沢湖は冬の間も凍らない湖として知られている。(三湖物語より)
永遠の若さと美貌を願うのは古今東西変わらない。
御座石神社
ホテルに行く前にも行ったが、そのときは雨雲が立ち込めていたので、あまりきれいじゃなかった。
田沢湖を一周したので思い残すことなくホテルに戻る。
ベッドの和室。
電子レンジもある。
翌日は早朝出発なので部屋風呂のシャワー利用。
夕食はバイキング。
秋田の郷土料理が何種類かある。
トレイの上段の料理で、コンニャクみたいのと、カマボコみたいのと、寒天いたいなやつだけど名前を忘れた。
きりたんぽ鍋もあった。
竹輪かと思ったら、うるち米をすりつぶしたもの。
岩手のクーポンで買った巨峰がまだ1パック残してので、部屋に戻って食べる。
露天風呂は独立してある。
洗い場がない。
結局、大浴場に行って入りなおすから面倒。
でも視界を遮るような柵などなくて眺めはいい。
大浴場は大きな内風呂一つのみ。
サウナはなし。
翌日は4時すぎに起床。
6時前にチェックアウトしたので、朝食は食べられず。