道の駅に12時半にガイドが迎えにきてくれる。
午後からのツアー参加者は私のほかに女性が一人。
私は無口なので、ガイドと話をしてくれる人がいてよかった。
知床自然センターに向かう途中、道路でキツネが日向ぼっこしていた。
急いで撮ったので手が映った 💦
そのずーっと手前にある「知床自然センター」に車を停める。
なお、知床自然センターからはフレペの滝(乙女の涙)に行く散策路がある。
ツアーはフレペの滝にもいくと思っていたら、そんなメジャーなところへはいかないとのこと。
それなら昨日行っときゃよかった。
道路を少し登ったところから林の中に入っていく。
一人なら絶対無理。
木々がトドマツに変わるラインがある。
昔開拓が行われていた境界で、トドマツに変わるのは開拓されていない原生林エリア。
昭和42年まで開拓されていたそうで、私の生まれた年なので私にとってはそんなに古い話ではない。
道の脇に当時の瓶が捨てられていた。
疑い深い私は、雰囲気を出すためにわざと道の近くに置いたんじゃないかとにらんでいる。
ヒグマが冬眠していた寝床。
天井が落ちてもう使われていないらしい。
これもツアー会社の人達が半日作業で掘って・・・。
ここもキノコがいっぱい。
タマゴダケ
海岸に到着。
知床半島の北のウトロ側は断崖絶壁ばかりで、南の羅臼側は砂浜が続いているそうだ。
冬になると、流氷がびっしりと海を覆いつくすらしい。
冬もこのツアーをやっているそうなので流氷を見てみたいけど、冬はレンタカーを自分で運転するのは危険だし、寒いとでかけるのがおっくうだな。
谷の部分は風が強くて木が生えていない。
崖を回りこむと「男の涙」という、崖の途中から流れ落ちる滝がある。
見えにくいところにあることにあることから、隣の谷の「乙女の涙(フレペの滝)」と対比して、人前で涙を見せない「男の涙」というとか。
1倍じゃよく見えないのでズーム。
さらに別のポイントにいくと、木々の間からはっきり見えた。
次に向かった地点では、ずーっと知床半島の先端まで見渡せた。
手前にある岩は、知床観光船からみると象の形に見えるそうだ。
別の原っぱから戻る。
鹿が木陰で休んでいた。
これもキツツキが空けた孔らしい。
タマゴダケに目と口をつける w
もう少し大きくなったタマゴダケ。
午前中のハイキングでも見つけたハナビラダケ。
ちょっと痛みかけてそう。
16時過ぎに知床自然センターに戻る。
旅行社に帰ってツアー代金を支払って、自分の車でホテルに向かう。
午前が知床五湖、午後が原生林のハイキングだったが、特に午後の原生林は自分一人だと絶対怖くていけないので、ツアーに参加してよかった。
知床五湖にしても、一人だったらさっさと歩いてしまって、いろんなキノコや木の植生について気づかなかっただろう。
ツアー参加者も多すぎず、私一人だけでもなく、適度な人数でよかった。
欲を言えば、もっともっと長い距離を歩きたい。