おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.6万円、半分在宅勤務のハケン社員になりました

合歓山(3,417m)に登る(合歓山主峰〜合歓尖山〜石門山)

留学すると決めたとき、合歓山に登ろうと決めていた。

理由の一つは、花蓮の松園別館で見た合歓尖山の印象が強く残っていたから。

zhizuchangle.hatenablog.com

もう一つの理由は、許茹芸「我依然愛你」のMVが印象的で、合歓山のどこかで撮られたものと分かったから。


www.youtube.com

一人で行くにあたって散々迷った。

最初は台北の登山専門旅行社の合歓山2泊ツアーに申し込もうかと思った(6,500元)。

http://www.yx.com.tw/

交通手段や宿の心配をしなくてすむが、台北発なのと、団体行動が苦手なのでやめた。

天気予報は雨だった。

もうこれは行ってみて雨なら登山を諦めるしかないと割り切った。

防寒対策はどうするか。

台中は真夏だけど、合歓山は15度。

ウインドブレーカーに、帰国時に着ようと持ってきたパーカーとズボンを持っていくことにした。

リュックがパンパン。

台中から清境へ

南投客運の干城站から8時30分発の埔里経由で清境に行くバスに乗る。

先日、台中駅にきたとき、南投客運の干城站によって、この便を予約できるか聞いたら予約はできないということだった。

ヤシを植林してるのかな。

埔里でいったん悠遊カードで精算して下車。

しばらくしてまた乗り込む。

荷物は載せたままでよかった。

車窓から霧社水庫碧湖が見えた。

清境から合歓山へ

清境の国民賓館で下車。

当初の予定は、一日目は清境を観光して、二日目と三日目に合歓山に登ろうと思っていた。

ところが、11時10分国民賓館発着の合歓山往きのバス6658A便に間に合うことが分かったので、初日から合歓山に行くことに予定変更した。

ただし、問題はバスが一日往復三便しかなく、予約客優先。

二日目のバスはネットで予約しておいたが、初日は登る予定がなかったので、予約していない。

予約してないけど帰りのバスに乗れるか運転手に尋ねたが、不愛想で回答なし。

また一日乗車券(160元)を買いたいというと、釣りが出ないと言われて諦めて悠遊カードで払う。

でも、今日乗った路線なら悠遊カードでも1元高いだけだとあとでわかった。

運転手は凶。

車道は途中から一車線になる。

車をレンタルして自分で運転してくることも考えていたが、右ハンドル左通行ならなんとかいけそうだけど、左ハンドル右通行は慣れてないから車体をこすりそう。

武嶺で下車。

あいにくガスってる。

駐車場から見下ろすと、合歓尖山が見える。

その手前にはホテルか何かを建築中のよう。

車道を少し引き返して、合歓山主峰の登山口に向かう。

なんか知らんけど、高山植物かな。

紅虎杖(ベニイタドリ)というらしい。

以下、高山植物名が間違ってたらGoogleレンズのせい。

ヤマハハコ?

合歓山主峰(3,417m)

道路わきの登山口。

往復約2時間とあるが、実際には、登山口から往復1時間かからない。

頂上までコンクリート舗装された道が続く。

舗装された道を歩いてもつまらないので、途中で、並走している舗装されていない道を歩く。

見下ろすと雲海。

また舗装された道に出た。

もともと台湾軍の通信基地があったらしくて、道路はそのときに整備されたらしい。

これも軍事施設の跡かな。

地下室がありそう。

山の上にもなんか建物の跡っぽいのが見える。

合歓尖山と石門山が見下ろせる。

最初のトーチカ。

公衆トイレがあった。

ずっと我慢してて、もう立小便しようかと思ってた😅

二つ目のトーチカ。

合歓尖山と合歓東峰が見える。

頂上付近の構造物は、台湾軍の軍事基地跡かな。

今もアンテナが立ってる。

合歓山主峰に登頂!

3千メートルを超える山なのにハイキングみたい。

雲海を眺めながらお弁当を食べてる人。

私も家からパンを持ってきたので、一切れ食べる。

めざとく見つけた野鳥が寄ってきたので、パンくずをあげる。

頂上はこんな感じで平べったい。

むしろ、合歓東峰のほうが山っぽい。

下りは、舗装されてない道を選んで下る。

ほぼ1時間で下りてきた。

武嶺に戻る。

トイレは展望台の反対側だったので、さっきは気づかなかった。

車道を歩いて合歓尖山に向かう。

合歓尖山(3,217m)

合歓尖山のふもとは駐車場があって展望台がある。

曇ってるので、展望台からは雲しか見えない・・・。

はじめは、この松雪楼に宿泊しようと思っていたが、直サイトしか予約できないので、面倒くさくてやめた。

合歓尖山の登山口。

あれ、花蓮で見た写真では頂上まで階段がずっと続いてたはずなのに・・・。

坂は急だけど、距離は短くて往復40分とある。

北海道の大雪山で見たツガザクラがいっぱい咲いてる。

けっこう急な坂。

ロープを張ってある場所もある。

さっき登った合歓山主峰。

合歓尖山に登頂!

登山口からわずか13分 😙

反対側には別の登山道があった。

こっちは階段でできているので、花蓮で見た写真はこっち側を撮ったものか。

右側に見えるのが石門山。

左側は哈哈山?石門山北峰?

反対側に下る。

やっぱ花蓮で見た合歓尖山の写真はこっちの登山道だった。

往復20分ちょっとなので、案内に書かれてる所要時間は高齢者向けと思われる。

石門山(3,237m)

合歓尖山の登山口の反対側に石門山の登山口があった。

バスの時間が気になるが、行けるところまで行くことにした。

石門山は合歓群峰の中で一番登りやすくて、往復1時間とある。

ブログを書くときにはじめて読んでて、登るときは写真を撮ってるだけで読んでない😅

背後に見える合歓東峰

右側は合歓山主峰。

写真に写ってないが、左奥に石門山北峰があって、最初はそれが頂上だと思っていたので、1時間で帰れないんじゃないかと不安になる。

ちょうど下山してきてる人がいたので尋ねると、右側の頂が頂上だった。

石門山頂上に登頂!

主峰以上にカンタン!

ハイキングと言っていいなだらかな道。

キオンという高山植物

道路を挟んで、最初、頂上と思ってた石門山北峰。

日本統治時代に、石門山と石門山北峰の間を穿って合歓越道路を作ったので「石門」と呼ばれるようになった。

結局、往復30分で帰ってこれた。

この花も大雪山で見たのと同じと思う。

テリハノイバラ、台湾では高山薔薇というらしい。

合歓尖山(再)

バスの時間までまだあるので、もう一度、合歓尖山をさっきと反対から登る。

2回目の合歓尖山登頂!

合歓山主峰。

数分ですっかり霧に包まれた。

下山する道も霧に包まれて麓が見えなくなった。

岩駒菊、アナキクルス。

合歓山咖啡屋 H²Café 3160m.

体が少し冷えてきたので、合歓尖山のふもとにあるカフェに入る。

茶葉蛋25元、豆干3個で35元。

おでん3串60元。

肉まん45元、粽65元。

あ、写真に写りこんでるけど、マスクしてるからいいか。

カフェオーレ(100元)と茶葉蛋2個、豆干を食べる(185元)。

清境へ

カフェの前のバス停で待つ。

あっというまに霧に包まれる。

来るときと同じ不愛想な運転手。

バスの乗客は私一人だけだった。

多分すいてるとでも言ってくれたらいいのに。

国民賓館で下りず、終点の公車接駁処で下車、ホテルに向かう。

初日は清境までしか行けないと思ってたけど、合歓山に登れてよかった。

一日に3千メートル級の山を3つも登頂した!

ハイキングみたいなもんだったけど😅

合歓山(3,417m)に登る 合歓山主峰〜合歓尖山〜石門山 / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ