中間テストのレポート発表。
ポーランド人の発表は「顧城の一生」と「ポーランドの伝統結婚式」。
顧城というのは中国のちょっとイカれた詩人のことらしい。説明が長いし、大学で書いた論文の転載で、難しい言葉で書いてるので途中で理解するのを諦めた。要約すれば、基地外詩人がニュージーランドの小島をユートピアにして妻と不倫女の3人で同居生活を送っていたが、不倫女に逃げられ、妻にも逃げられそうになって斧で殺して、自分も首を括ったという話。
ポーランドの伝統結婚式も話は長かったが、音楽隊を雇って新郎が新婦の家まで迎えに行ったり、式場に行く途中で邪魔をする人に酒をご馳走したり、パーティが2日にわたって開かれるなど、日本のように画一化されてなくて興味深かった。
タイ人は結婚に対する価値観についてのレポート。最近、翻訳したという『她的城』というテレビドラマの3人の女性の主人公を例にとって説明していた。聞いていてわかりやすいだけでなく、よどみなく話していて、さすがにコロナ前は通訳もしていただけのことはある。
そういえばタイ人はビザが60日しかないので、ビザ延長に行ってきたと言っていた。タイ人は台湾にビザなしで滞在できるのは15日とかで、私がいったん出国してまた90日ビザなしで滞在しているのを羨ましいと言っていた。
オランダ人の発表は、台湾における台湾語の義務教育について。台湾語とは閩南話だけではなく、客家とか原住民の言語もあるらしい。また台湾南部のほうが閩南話を話せる人が多いとか。もう失われる言語でいいんじゃない?わざわざ閩南話を学校で習うより英語を覚えたほうがずっといいと思うけど。
授業のあとで、授業と先生に対する評価のアンケートがあった。
スマホで回答するようになっている。
給料とかボーナスに影響するんだろうか。
必修科目の先生には、すべていちばんいい評価をあげた。
選択科目(スピーチ)の先生には、2番目の評価にした。
毎週のように新しいテーマでスピーチをやらせるのは頻度が高すぎる。
スピーチ能力を高めるのなら、同じ原稿を推敲させて、何回か発表させないと上達しないと思う。
また先週からはスピーチが終わって、毎回一つのテーマで討論する方式に変わった。
それならスピーチとディベートを交互に織り交ぜてやるほうがバランスが取れてよかったと思う。
もっとも何も準備する必要がなくなったのでめっちゃ楽になったけど。
必須科目はすぐに回答し終わっていたオランダ人が、なにか思うところがあったのか、選択科目のアンケートでは時間をかけて書いていた。
やっぱ、先生は若いほうが熱心でいいと思う。
大連に留学してるときも、ベテランの先生に当たったことがあったが、授業がつまらなかった。
授業が楽しいかどうかは、先生とクラスメートによるところが大きいので、そういう意味では今回の必須科目は当たりだったと思う。
いつも朝食はこの屋台で買ってる。
最近はいつも培根抓餅(40元)と豆漿(23元)。
台南米糕(40元)の店に入ってみた。
滷肉飯に似ているけど、ご飯はもち米。
台北で食べた米糕は、プリンみたいな形だったけど、普通のお椀に盛ってある。
豚レバースープ(40元)。
ホルモンは嫌いだけどレバーはけっこう好き。