おまけの会社員生活

おまけの会社員生活《ハケンの品格》

五十而知天命、毎日定時退社&有給フル消化の正社員から週休5日、日給5.5万円、在宅勤務のハケン社員になりました

京大坂道(学文路~高野山 壇上伽藍)紅葉の高野山

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高野山の紅葉が見頃になったので、高野山に出かけることにした。

町石道(ちょういしみち)、黒河道(くろこみち)を歩いたので、残る京大坂道を歩く。

じゃなくて大

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11:50 学文路

YAMAPだと5時間なので私なら8掛けの4時間。

早くついてしまうと、宿坊のチェックイン時間まで待たないといけないので、今回はかなり遅い出発時間。

出発する前にジムで1時間汗を流してきた。

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途中で西光寺があるけど、飛ばしてしまった。

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綺麗な緑色をした溜め池。

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迷わないよう地面に石標があった。

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12:17 第3の地蔵:九度山町繁野地区

京大坂道には六地蔵のうち、3番目から6番目の地蔵がある。

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迷いそうなところには、標識と道が書かれていた。

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竹林を進む。

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山々をみると紅葉はまだ少し早い感じ?

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12:30 丹生神社・日輪寺

手前が丹生神社で、奥が日輪寺。

狛犬和歌山県下で一番古くて県の有形文化財に指定されてる。

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最近、祈ることはいつも同じ3つ。

  • 両親が長生きしますように
  • 両親が寝込みませんように
  • 両親がぼけませんように

自分自身に関して祈ることがないのは満たされているのだろうか。

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12:33 中屋旅館跡

看板の文字がかすれてて読めない。

江戸時代に栄えた東高野街道河根宿の本陣で、身分のある人たちの宿泊、休憩所となり、今残る乳門(?)と上段の間はそのころの遺構として貴重な存在である。
上段の間は明治4年2月29日赤穂藩士村上兄弟一行7人が明日こそ父の仇を高野山のふもとで討ち取ろうと夜遅くまで密談をこらしたところで昭和11年県の史跡に指定された。

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12:35 千石橋

写真を撮るべきは、左隣りにあった「二里石」だったみたい。

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金魚と出目金が飼われている?

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写真では急峻が伝わらないけど、千石橋を渡った先の坂が一番きつくて、ひーひー言いながら登った。

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12:43 第5の地蔵:高野町作水地区

六地蔵があると知らず、4番目は見逃した。

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かやぶきの家。

極楽橋まで、道なりに廃屋がいっぱい。

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13:00 第6の地蔵:高野町桜茶屋地区 

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13:15 日本最後の「高野の仇討ち」

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Googleレンズで読み取ろうとしたら、縦に読まず、横に読み取ったので貼り付けできず。    

1862年文久2年)に播州赤穂藩でお家騒動が発端となり、下級武士たちが赤穂藩家老らを惨殺したことに対する仇討ちで、下級武士たちは高野山に出家することで仇討ちを逃れようとしたが、1871年明治4年)に家老の遺族たちが宿場町の神谷の黒岩付近で仇討ちを果たした。討たれた7人は現地の村人によって葬られ、「殉難七士の墓」として祀られている。
この仇討から2年後の1873年明治6年)に明治政府から太政官布告第37号「復習ヲ厳禁ス」が発布され]、仇討ちは禁止となったことから、この仇討ちが日本最後の仇討とされる。(Wikipedia

赤穂藩士って書いてあるから、赤穂浪士と関係あるのかと思った。

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仇討された7人の墓が近くにある。

墓石が6つしかない気がする・・・。

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13:26 むすびの地蔵堂

左から2番目の石碑は一里石。

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13:34 コーヒーしらふじ(元白藤小学校)

空いているのは土日祝の9時から17時まで。

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ここも廃屋がいっぱい。

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南海電車の線路が見える。

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ちょうど極楽橋往きの南海電車がやってきた。

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13:52 極楽橋

ここから先は、去年も歩いた。

日本でハイキングを始めるきっかけになったのが、この高野山参りだった。

zhizuchangle.hatenablog.com

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極楽橋付近は紅葉が始まったところ。

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13:59 旧不動坂

舗装された道を外れて、旧不動坂に進む。

今回、学文路から高野山まで、舗装されていない道を歩いたのはここだけ。

舗装された道より土の道を歩く方が気持ちいい。

不動坂は、大正4年高野山開創1100年記念大法会事業の一環として行われた全面改修によるルート変更で、古の不動坂は山中に残されました。平安時代より存在していたと考えられるこの不動坂は、距離にして約2km と比較的短いながらも、高野山を目前に控えた最後の難所であり、「いろは坂」、「万丈転」、「外不動堂跡」、「岩不動」そして「花折坂」 など、高野山信仰と深い関係のある名所旧跡が存在してい ます。このように古い歴史のある不動坂ですが、大正4年に不動坂と一部重なるように県道が整備されたのをきっかけに、その後はその県道が不動坂として一般化されてきました。平成22年からの和歌山県教育委員会高野町教育委員会により、大正4年以来利用され なくなった本来の不動坂および関連する石造物などが発見、調査され、整備が行われまし た。
いろは坂
ここからの上り坂は、京都や大阪方面から高野山へ向かう際には最後の難所で、坂はつづら折れの形状をそなえ、すべての曲がりをとって「四十八曲がり」とも呼ばれており、弘法大師がつくったといわれる 「いろはにほへと・・・」の「いろはうた」の字数につな げて「いろは坂」と呼ばれるようになったと考えられます。 明治時代に発行された『高野山参詣案内』には、「人々玉の汗を流し杖の力を借りてよじのぼる」とあります。ここを登 りきれば、後は名所・旧跡とともに比較的平坦な道が続きます。

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万丈転(ばんじょうころがし )
江戸時代後期編纂の『紀伊名所図会』の挿絵には、この一帯に柵を巡らしているのがわかります。さらに次のような記述があります。「谷間を窺ふに、其深さいくばくと知れず」。この場所は断崖絶壁であり、足を踏み落とすと命に関わる場所として知られてきました。そのため、この場所は山内で罪を犯した者の手足を縛り付け、簀巻きにして崖下へ追放したと伝えられる刑場跡のひとつとして万丈転と名づけられています。

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外不動
現在地は、大正9年まで不動堂が建っていた場所と考えられています。この不動堂は、不動坂口女人堂の傍に建っていた不動堂(錐揉不動)の内不動に対して、外不動と呼ばれていたようです。江戸時代にはすでに建立されていたと考え られていますが、明治16年に焼失し、明治20年に再建されています。その後は大正9年に修復移転がおこなわれ、現在では「清不動」という名称で花折坂に向かう上り口に現存しています。

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看板があるけど、木が茂っていて滝は見えない。

稚児滝(瀧)
高野山に向かって左手、林立する樹木の合間から垣間見える滝は、稚児滝 (兒瀧) と呼ば れています。滝の名称については諸説ありますが、 江戸時代後期編纂の『紀伊風土記』には「昔の捨身せし所といひ傳ふ」とあり、成人に至らぬ身を投げたことに由来してい ることが伺えます。また、宝永5 (1708)年に初演された近松門左衛門による高野山 を舞台にした浄瑠璃 『心中万年草』 では、高野山吉祥院の小姓、久米之助と雑貨屋の娘、 お梅が最後に身を投げる悲哀の場所として登場します。

舗装された道に出たところで、🐍蛇がいた。

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14:20 清不動

旧不動坂から移転された清不動。

旧不動坂は、この建物の右奥に進む。

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ところが、養生のため立ち入り禁止になっていたので、舗装された道を登る。

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花折坂の地蔵。

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14:37 女人堂

学文路から女人堂までハイカーに全く会わなかった。

出発時間が遅かったからかな。

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ここからはもう下り坂。

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めっちゃ鮮やかな紅葉!

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14:45 徳川家霊台

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最初、2,500円と書かれたのが目に入って「高い!」と思ったが共通入場券で、徳川家霊台だけなら200円だった。

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手前が徳川家康、奥が徳川秀忠

1643年(寛永20年)に徳川3代将軍・家光によって建てられた霊舎で、建造だけで10年かかった。

江戸時代の代表的な霊廟建築で重要文化財

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15:10 壇上伽藍

別格本山南院

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橋本警察署 高野幹部交番

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宿坊 本王院

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金剛峯寺

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壇上伽藍の入口。

ここの景色はいつ来ても綺麗。

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壇上伽藍に到着!

途中で寄り道したりしてるので、単純比較はできないけど、京大坂道が一番距離が短かくて楽だった。

  • 町石道(九度山奥の院):6時間、24.7km
  • 黒河道(橋本~壇上伽藍):4時間22分、16.9km
  • 京大坂道(学文路~壇上伽藍):3時間17分、12.3km

多くの人が、京大坂道を利用したといのも頷ける。

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中門

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ファミマに寄って、宿坊で飲む飲料を購入。

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ジェットスターバーゲン890円!

壇上伽藍でファミマで買ったコーヒーを飲みながら、メールチェック。

JetStarから当日15時開始のバーゲンセールメール発見!

札幌、東京、沖縄が片道890円!

JetStarのパスワードが分からず、パスワード再発行に手間取る。

札幌往きのチケットを3件発券 😙

平日15時から開始の直前メールだったので競争率低かった?

往きは週末なので4,490円で、往復諸費用合わせて8,040円!

3件目は復路だけ購入。

片道890円だけど、諸費用を入れると2,220円。

往路は別のバーゲンセールを狙うか特典チケットを利用しよう。

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去年泊った恵光院

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本日の宿、清浄心院に到着。

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無料会員になったので、歩くペースの色分けが見れなくなった。

学文路から壇上伽藍まで全然座ってないし、立ち止まったりもしてないけど、休憩時間33分となっているのはどうしてだろう?

京大坂道(学文路〜壇上伽藍) / ちゃんらーさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

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zhizuchangle.hatenablog.com

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