台北では2日とも陰鬱な曇り空と小雨が降っていた。
台湾に着いた日の夜から頭が痛くて、ロキソニンを飲んだりしたが、ずっと体調が悪かった。
なんでか分からないけど、台湾とかタイとか中長距離の飛行機に乗ったあとはいつも体調が悪くなってる気がする。
天気も体調も悪かったので、ほとんど出歩かず、行天宮と臺灣新文化運動紀念館に行ったぐらい。
行天宮
何回も台湾に来ているけど、中に入るのは初めて。
祈祷するのを順番待ちしているのだろうか。
反対側にも祭壇みたいなのがあって、横切ろうとして制止された💧
台湾人って日本人以上に信仰心が篤いのだろうか。
気楽に中に入って写真を撮れるかと思っていたら、そんな雰囲気じゃなくて早々に退散。
臺灣新文化運動紀念館
ホテルの近くにあって、たまたま横を通り過ぎるときに記念館があるのを発見して入ってみた。
これらの現代建築としての特徴以外に、外壁で使用されている石材は1900年に撤去された台北城の石材を再利用したものであり、また建物内部には台湾唯一の扇状拘置所及び水牢が残されている。(Wikipedia)
大稲埕という地名からもわかるように、昔は水田が広がっていたらしい。
建築されてちょうど90年。
1階と2階に展示コーナーがある。
受付のボランティアらしき老婦人は、私が日本人と分かると、建物の由来を丁寧に教えてくれた。
両脇の部屋にパネル展示がされているが、中国語なので読むのに疲れる。
見ていたら💩を催してきて、ホテルのトイレにティッシュペーパーしか置いてなくて、これはさすがに詰まるんじゃね?と思っていたので、ここで利用できてよかった。
日本の台湾に対する植民地統治は、後から来た国民党よりはマシだっただけで、日本人と台湾人の間には歴然とした差があった。
将来、台湾が中国に統一されたら、こういったところが強調されるんだろうな😎
建物の奥には牢屋がある。
1920年代、政治社会運動が盛んになり、たくさんの知識分子がここに閉じ込められ、台湾反抗運動の重要地点となった。
原文に「反抗」とあって「反日」と書いてないのが台湾らしい。
水牢も設立時から存在していたそうである。
政治犯を拷問するのに使われたのかな。
旧台北北警察署の少し南にある、1916年に建てられた「静修高級中学」というカトリックの中学校。
1921年10月17日、日本統治時代の台湾において文化的啓蒙を目的とする民間団体である台湾文化協会がここで設立された。
設立時の写真が臺灣新文化運動紀念館の入口にあって、ボランティアの老婦人が教えてくれた。
台北での食事
微風台北車站
ホテルのチェックインが16時だったので、台北駅の二階でカレーを食べた(275元)。
台北に来てわざわざカレーとは思ったけど・・・。
古早味豆花
どっちかというと「鮮芋仙」の方が好きだけど、ホテルから近かったので。
芋頭と芋圓が入った傳統豆花4號(60元)。
色合い的にはあまり美味しく見えないけど美味しい。
阿桐阿宝四神湯
何年も前に一度食べたことがある。
王記府城肉粽と同じく美味しい。
肉粽(55元)と魚丸湯(55元)。
魚丸湯はちょっとしょっぱめ、魚丸の中に具みたいなのが入ってた。
大橋頭筒仔米糕
小雨が降ってて出かけるのがおっくうだったのでホテルの近くの店に入った。
筒仔米糕(トンツーミーガォ)は、台湾の伝統的料理の一つである。意味は「筒に入ったおこわ」。もち米類の軽食、油飯、米糕によく似ているが、筒仔米糕は、磁器製の瓶、竹筒または鉄鍋で調理され、強い風味を持っている。(Wikipedia)
大綜合筒仔米糕(80元)と魚丸湯(35元)。
大綜合は脂身(肥肉)と赤身肉(瘦肉)の2種類。
素朴な味わいで悪くない。
あとで向かいの写真を見て豬肝湯があるのに気付いて後悔した。