林本源園邸(前編)
昨日食べ過ぎたせいで胃もたれがして朝食は食べず。
天気が悪かったので、前回に引き続き今回もハイキングはあきらめて、板橋の林本源園邸に行くことにした。
台中で霧峰林家を訪れたとき、台湾には五大名家があって、その板橋林家はその内の一つである。
MRTで府中駅まで行き、そこから徒歩10分ほどで到着。
台中で霧峰林家は入場料250元だが、板橋林家の入場料は80元とリーズナブル。
看板を見ると、10時からガイドツアーがあったようだ。
次のガイドツアーまで時間があるので、一人で見て回ることにする。
ただ、このときは、三落大厝(cuò)には、ツアーに申し込んでいないと入れないことまで気付いていなかった。
三落大厝のツアーに参加したい場合は、ツアーの始まる30分前に入口に行って入場引換証をもらおう。
一回のツアーにつき30名まで参加できる。
ツアーは10時、11時、14時、15時、そして休日のみ追加で14時半にある。
もちろん中国語のツアーだけど。
通路の両脇の植え込みがとても綺麗だ。
頭を低くしないと通れないような狭くて低い回廊。
木の根が完全に庭の岩にからみついている。
集団の学生など、たくさんの若者がインスタ映えしそうな場所で写真を撮っている。
予備知識を仕入れて来ていないこともあり、一人で見ていてもどこが見どころなのかよくわからない。
11時前になって、もうそろそろ帰ろうかなと思っているときに、ちょうど三落大厝の入口前に手に手に引換証を持った人たちが集まっているのを発見。
ようやく三落大厝に入るには事前にガイドツアーに申し込まないといけないらしいと悟った。
入口に行って、次のガイドツアーは何時からか尋ねると14時だと言われた。
今からまだ3時間もある (-_-;)
正直、もう別にいいやとも思ったのだが、念のため、戻ってくるかもしれないからといって、手の甲にスタンプを押してもらっていったん外に出る。
板橋慈恵宮でお参り
3時間もどうやって時間を潰そうと思いつつ、来る途中で見かけた 板橋慈恵宮に立ち寄る。
お神輿だろうか、日本のお神輿よりずっと派手だ。
お神輿の横に置かれていた額みたいなもの。
台湾の廟に入っても、どうやってお参りするのか知らなかったのだが、入口の脇に線香が置いてあって、参拝者は特にお金を払うわけでもなく、てんでに好きな本数を持って行っていた。
信仰心の薄い私も真似をして1本だけ線香をいただいて、立ったまま3回お辞儀をしてお線香を供えた。
新北市政府大楼観景瞭望台はガラガラ
Googleマップで調べると、近くの新北市政府大楼観景瞭望台は無料で展望台に上がれると書かれていたので行ってみることにした。
たくさんのエレベータがーあるが、入口を入って右側にある18番と19番のエレベーターだけが展望台がある32階にいける。
展望台に行ってみると人っ子一人いない (゚д゚)!
完全な貸切状態だ。
こんな陰鬱な日じゃなくて、晴れた日の夕暮れ時に来たら綺麗かもしれない。
ビルの真下に広場があって、Googleマップでは、クリスマスの時のイルミネーションが綺麗と書かれていたが、休日の昼時にもかかわらず人もまばら。
レストランがある33階に上がってみる。
客が一人しかいなくて少し入るのを躊躇ったが、まだ時間があるので昼食を食べて時価を潰すことにした。
お腹が空いていないので、一番安いピザセット(250元/275元サ込)を注文。
最初は私以外に客が一人しかいなかったが、しばらくすると7割がたのテーブルが埋まった。
味の方は・・・ノーコメント。
食べているうちに、実はあまり時間がないんじゃないかと気づく。
次のガイドツアーは14時からなので、30分前の13時半には入口で引換証をもらわないといけない。
ガイドツアーに参加できるのは30名なので、参加者が多くてあぶれないよう13時半より早くついていないといけない。
新北市政府大楼を出て少し遠回りをしてしまったせいもあり、途中から駆け足で急ぐ。
途中でパーカーの前ポケに入れたスマホを2回も道に落としてしまうが、幸いにもヒビは入ってなかった。
13時20分すぎに息を切らしながら入口に着いたらまだ誰もいなかった。
案内を見たら、14時に間に合わなくても、休日は14時半からもあったんだ・・・。