たいてい飛行機に乗った日は体調が悪くなってホテルで寝込むのだが、ガラガラの飛行機で横になって寝れたせいか体調がいい。
まだ昼過ぎなのでチェンマイ旧市街を観光することにした。
ホテルから旧市街まで歩いていく。
タイ第2の都市と呼ばれているので、東京に対する大阪のような都会を想像してたら全然違ってた。
高層ビルが見当たらず、田舎っぽい街並み。
小さな家の形をした「スピリットハウス」、日本でいえば神棚みたいなもんが家の前に置かれている。
旧市街の周囲に堀があって、堀の内側と外側に道路が走っている。
ターペー門
堀に沿って北上するとターペー門がある。
ターペー門はチェンマイの旧市街を囲む城壁に作られた5つの門のうちの1つで、城壁の東側に位置しています。5つの門の中では唯一扉のある門で、バーン・チェンルアックと呼ばれるコミュニティの傍に位置していたため当初はチェンルアック門と呼ばれていましたが、後にターペーの名で呼ばれるようになりました。城壁はランナー王朝のチェンマイへの遷都と共に建てられ、現在のターペー門は1985年に歴史資料に基づいて再建されました。(タイ国政府観光庁HP)
観光客がひっきりなしに記念撮影をしてる。
ここから西へ旧市街に入る。
昼食を食べてなくて小腹が空いたのと、暑いのとで、涼を取る。
マンゴーシェイク(79バーツ)とマンゴー寿司(89バーツ)。
ワット・チェディルアン💰
まずは、旧市街のど真ん中にある「ワット・チェディルアン」を参拝。
1391年、ラーンナー王朝第7代セーンムアンマー王(1383~1402年)が亡くなった父を偲んで建立したと伝えられる、チェンマイで最も大きな(ルアン)仏塔(チェディ)のある寺院。仏塔は、創建当時で高さ約80メートル、四角い形をした基壇の一辺も約60メートルと巨大なもので、チェンマイ市街地の真ん中にそびえ立っています。
当時の王は仏教の宇宙観に従って、都の真ん中に須弥山(しゅみせん)に擬えた大きな仏塔を置き、それを囲うように8つの方向にもひとつずつ寺院を建立すると、王朝の繁栄がもたらされると信じられていました。現在の仏塔は1545年の大地震で先が壊れ、後に文化庁が現在の形に修復しました。入り口付近に建つ本堂は、ランナー様式の仏像が数多く祀られています。境内には、他にもさまざまな建物があり、見ごたえがあります。(タイ国政府観光庁HP)
隣にあった「ワット パンタオ」。
ワット・チェディルアンは入場料(40バーツ)が必要だった。
入場料無料のお寺で賽銭するより、入場料を取ってくれたほうが明瞭会計だし、お釣りがもらえるので助かる。
チェンマイ市の守護柱が納められている「サオ・インタキン」と呼ばれる祠。
女性は月経があって不浄なので中に入れない。
なんでロープを張り巡らしているのだろう(写真撮るのに邪魔)。
360度で撮影するとさらに素晴らしい。
ワット・チェディ・ルアン Wat Chedi Luang - Insta360
誕生日が水曜日の仏様。
自分が夜生まれたのか日中なのかまでは知らない。
なぜかサングラスをかけた骸骨。
チェンマイで最も大きな仏塔。
ワット・チェディ・ルアン Wat Chedi Luang - Insta360
今は上部が崩れてるけど、完成時はこんな形だったのか。
ラーンナー王朝8代目のサームファンケーン王と9代目のティローカラート王。
サームファンケーン王のときにエメラルド仏がチェンラーイで見つかる。
ティローカラート王は父親から王位を簒奪したが治世は王朝最盛期を迎える。
ラーンナー王朝7代目の王でお寺を立てたセーンムアンマー。
裏側は草が生えてきてる。
一角だけ象の像が残ってる。
高僧を祀っている建物(たぶん)。
これは魚?
ナーガの頭がついた仏像。
太っちょの仏像。
涅槃仏。
こちらも高僧を祭ってる(たぶん)。
あれ、本堂の写真がないと思ったが、工事中だった😅
ワット・ムーントゥーム
「ワット・チェディルアン」から南にぶらぶら歩いていくとあった小さなお寺。
夕方になったらランプがともされるのかな。
真っ赤な仏像に、供えてある花もジュースも赤色。
ワット・ジェットリン
さらに少し南にある「ワット・ジェットリン」。
頭だけの仏像。
火を食べて金の糞をする神獣シーフーハーター。
だから炭が備えてあるのか。
本道の仏像。
奥には仏塔がある。
さらにその奥には池の周囲に回廊があった。
回廊の入口に魚のエサ(10バーツ)を売っていた。
エサを池に放ると巨大ナマズがいっぱい。
回廊の一部は竹でできている。
ワット・ジェットリン วัดเจ็ดลิน Wat Jet Lin - Insta360
お寺を出て南のチェンマイ門をでる。
ワット・シースパン💰
だいぶん歩き疲れたけど、最後に「ワット・シースパン」に行く。
「ワット・シースパン」は世界で最初に銀で造られた、別名「銀の寺」と呼ばれるユニークな寺院。本堂が現在の銀一色に様変わりしたのは、2,000年代に入ってからといわれています。この寺院のみ、本堂はタイ北部ランナー地方の人々の信念によって、女性が立ち入ることが禁じられています。
1500年(仏暦2043年)、マンラーイ王朝ムアン・ゲーオ王の時代に、プラ・プッタパティハーン仏像を奉納するために建てられました。建築はランナー様式の石組みで、繊細な彫刻の上にアルミと銀の装飾が施されています。この立体アートは、仏教や仏法、寺院の歴史などを表現しており、宗教の保護やこの地域の知恵である銀器の伝統継承だけでなく、ランナー王国の誇りを後世に伝えることを目的としています。
寺院のあるチェンマイの銀細工の村、ウアライ・コミュニティーには銀細工の工房が多く、村人が本堂を銀で改修したことで現在の姿に。タイでも銀色の寺院は珍しく、多くの観光客が訪れます。(タイ国政府観光庁HP)
入場料(50バーツ)が必要だが、ミネラルウォーターとキーホルダーをくれる。
ガネーシャ象。
「銀の寺」の名前通り、銀で覆われている。
この祠も女人禁制。
ワット・シースパン Wat Sri Suphan - Insta360
中も銀色。
ワット・シースパン Wat Sri Suphan - Insta360
脇に立ってる仏像も銀色。
祠の裏側も精緻な図案が描かれている。
たぶん、こっちが本堂(知らんけど)。
ここもなんでかロープが張られてる(じゃま)。
銀板の彫刻がが周囲の壁に何枚も飾られている。
歩き疲れたので、堀に沿ってホテルに帰る。
堀の水はきたねー。
旧市街の南東の隅は「カタム堡塁」というらしい。
とにかく暑くて疲れた。
こりゃ徒歩で歩いて回るの無理だわ。