昨日は極楽橋駅から女人堂まで旧不動坂、女人堂から奥の院手前まで女人道を歩いた。
今日は奥の院を出発して、魔尼山・楊柳山・転軸山の三山を歩く。
これで高野山を取り巻く女人道をほぼ一周して、外八葉と呼ばれる蓮の形をなぞることになる。
高野山は八葉の峰と呼ばれる1,000m前後の山々に囲まれた山上の盆地で、明治5年に女人禁制が解かれるまで、厳しく女性の入山を規制してきました。高野山への参詣道として俗に「高野七口」と呼ばれる街道が通じており、かつては各入口に女性のための籠り堂として女人堂が建てられ、女人信者は弘法大師空海の御廟を拝みたいと、女人堂から女人堂へ八葉蓮華の峰々を辿ったといわれ、この道を「女人道」と呼んでいます。
このコースは、弘法大師御廟を取り囲むようにそびえる魔尼山・楊柳山・転軸山の高野三山を巡る女人道トレッキングコースです。
【距離:約10.7km 標準歩行時間:約3時間30分】
女人道(高野三山)|和歌山県観光情報 公式サイト わかやま観光情報
玉川橋から魔尼山
奥の院前バス停から奥の院に入って最後までまっすぐ進むと起点の玉川橋がある。
㉖玉川橋を出発(9時30分)。
以下、〇の番号はルートマップに書かれた番号を表す。
無縁仏の墓がある。
奥の院の裏手の舗装された道を進んでいく。
㉘しばらく行くと右手に魔尼山登山道がある。
㉚しばらく歩くと、左手に魔尼山へ行く小径が分かれている。
小径とは言うよりは雨が降った時の溝。
㉛魔尼峠に小さなお堂がある(9時50分)。
尾根伝いに歩く。
㉜魔尼山に到着(10時)。
魔尼山から楊柳山
滑り落ちても死にはしないけど、這い上がるのが大変そう。
こういった場所では歩きスマホや止めよう。
㉝途中で「倒木多数のため黒河道通行不可」の看板があった。
東魔尼山に到着(10時15分)。
㉞2番目の楊柳山に到着(10時30分)。
楊柳山から転軸山
高野三山巡りは尾根を歩くときでさえ樹木に遮られてまったく景色はよくない。
㊱子継地蔵がある粉撞峠に到着(10時45分)
十字路になっていて、右に向かうと橋本、左が奥の院(女人道)、直進は「✖」と書かれている。
説明の看板には黒河道と書かれている。
あれ、ここが黒河道とするとさっきの新しいプレートは何?と思ったが、黒河道は粉撞峠コースと黒河谷コースがあって、さっきのが黒河谷コースと思われる。
粉撞峠から下る道で、歩くたびに1cmくらいの羽虫が大量に飛び交って気持ちが悪かった。
まだそんなに暑くなくて蛇、蜘蛛、蜂がいなかっただけましだけど。
蜘蛛の糸が顔にかからないよう、拾った枯れ枝を振り回しながら歩いていた。
ようやく開けた場所に出てきた。
㊳三本杉と書かれたプレートが出ていて、少しだけ進んでみたが途中で道がわからなくなりそうなので引き返す。
この記事を書きながら「高野山、三本杉」でググると「かつての高野山の処刑場。高野山の心霊スポットとして有名。”行けば必ずとりつかれる”と言われるほど危険な場所」と書かれたブログを発見 (゚д゚)!
行かなくてよかった・・・。
㊵いったん車道に出て、
㊶少し右方向に歩くと転軸山への登り口がある。
㊷最後の上り坂を登って転軸山に到着(11時30分)。
転軸山から迷走
㊸の標識を見て、ふと女人堂まで行ったら金剛峯寺に行くのが遠くなる、ロードマップでは奥の院に下りることになっていたことを思い出す。
それでさっきの㊷番に「奥の院」と手書かれれていたのが下りる場所に違いないと勘違いして後戻りする。
※奥の院に下りるのは、もっと先の㊼番で、㊷番ではなかった。
転軸山に後戻りして、奥の院と書かれた方向に下りていく。
「✖」と書かれているけど何かの間違いだろうと思うことにして・・・。
途中まで道があったのに、下の方に降りてきたら道がわからなくなった 💦
道なき道を行く・・・。
なにか建物の影が見える。
建物がある方向へ近づいていくと、燈籠堂の建物だった 💦
今さら転軸山へ引き返したくもなく、どこか玉川を渡ってよじ登れるところはないかと見まわしたら、燈籠堂の脇に階段があった!
玉川の浅瀬を渡って対岸に渡り境内に入った。
無事生還 (´▽`) ホッ
昨日から4回目の御廟へお参りをした。。。
㉕想定していたコースと少しだけ違ったけれど、奥の院前バス停に無事(?)到着して高野三山巡り終了(12時)。
9時半に玉川橋を出発してちょうど2時間半のコースだった。
私はもう少し道がよくて、風景が綺麗で、ビュースポットがある下のようなハイキングコースがいい。
高野三山巡りも眺望がいい場所があればいいのにな。
消費カロリーは昨日より少しだけ少ないが、歩数は昨日より多かった(このあとの市内見学や旧不動坂も含む)。